7・8年生の授業

7年生になった生徒ははっきりとした形で思春期に入っていきます。自分の内的世界が形成される中で周りの親や教師に反抗してくる態度を示しますが同時に彼らの心の中に物事を深く理解したい気持ちが生まれ、何に対しても「どうしてそうなるのか」という問いが生じます。そこで始めて「化学」の教科が導入され、物質の大本を追及する燃焼のテーマがやってきます。

さらに物理学では「てこの原理」を通して物質の機能とその可能性の扉が開かれ、物理、化学、数学、国語、歴史のどれにおいても強い思考が生徒に要求されます。そしてそれらの教科は8年生でより高度になりながら展開していきます。

8年生はクラス担任の最後の年です。一年生のときとは教科内容だけでなく、教師と生徒の関係も変わります。思春期真っ只中の生徒と担任教師は最後に全力で取り組みます。自分で考え意見を持ち始めた生徒一人ひとりの個性を引き伸ばすために大きな「クラスの劇」の取り組みが長い期間をかけて繰り広げるのです。そこでは最後の教師と生徒の深い絆が、さまざまな形でできていき、生徒たちはそれをステップにして高等部に向かって羽ばたいていきます。