園芸

実践を通し「命の尊さ」を学ぶ

目的

大地の学びは菜園、花壇からから始まり、一年を通じて行われていきます。種を蒔き、雑草を取り、収穫し、調理し、食する中で、季節の流れ、植物の営み、食物の大切さを実践を通して体験し、「命の尊さ」を学びます。ここでは1年を通じて作物を見ていくということが非常に重要で、最初から最後まで、種を蒔いてから調理して食すまでのプロセスをすべて体験することが論理的思考の力になるのです。さらに自然を観察することを通して、丁寧さや慎重さ忍耐力と持続力を学びます。

特徴

本校では、低学年の頃から畑に行って園芸に馴染んでいきますが、教科として意識的に授業を行うのは6年生からです。この時期は思春期に向かって自分の中に籠りがちになる頃と重なります。その時期に自然に触れることで、自分と外の世界がつながり、また自然がその生徒の先生としてさまざまなことを教えてくれるのです。思春期は自分を閉じて誰の話も聞きたくない年齢ですが、先生が自然であれば、子どもは素直に学べるものです。

園芸は、自分がしたことの結果がはっきりと出てくる教科です。たとえ自分を閉じているときでも、愛情をかけて作物を育てれば、それなりに成果が返ってきます。実践的なフィードバックの体験ができるのです。このプロセスを思春期に体験できれば、芽が出て花を開かせるというプロセスが、やがて自分の人生にも起こると受け入れられるようになります。同時に責任を学ぶこともできます。思春期の頃は一番責任を意識したくない年齢でもありますが、だからこそ意識しなくてはいけない年齢でもあります。

育まれる力

丁寧さ、慎重さ、忍耐力、持続力、責任感