木工

実践的に現実世界とむすびついていく

目的

木工も、手仕事と同じように手を使いますが、違うのは対象物が大きく、硬くなることです。身体全体をうまく使いながら目の前の素材に対峙することで、生徒たちにしっかりした感覚が身についていきます。また、木工の大きな特徴は、使えるものをつくるということです。器はきちんと使えないといけませんし、椅子も安定して座れなければいけません。船も水に浮かべるためには機能が重要です。ここではファンタジーではなく実務性が問われるのです。木工を通して実践的に使えるものをつくることで、生徒たちは現実世界としっかりむすびついていくことができます。

特徴

木工の授業は5年生から始まります。木を削る、切る、かんなを使う、ヤスリをかける、磨く、などの大雑把な動きから繊細な彫刻的動きまで、生徒たちはさまざまな技術を学んでいきます。何をつくるのかを自分で計画して先生と話しながら、出来るかぎりの思考を展開していきます。同時に1年間で完成させなければいけないので、計画性も問われます。
高等部の芸術実践では週2~3回午後の2時間を使って籐制作、陶芸、木工、絵画、木彫、紡ぎ、染色、織物、製本など多岐にわたった取り組みが実践されていきます。

育まれる力

手の器用さ、計画性、実務性