賢治の庭だより

緑に色がたくさんあることに気付く季節ですね。
賢治の庭も緑の中に埋もれる様に控えめに花が顔を見せてくれています。

この時期は植物の勢いが凄く、草を取っても取っても2、3日したらあれあれ?といった感じです。

賢治の庭に自然に生えてきた草たちはどの草もよ〜く見ると素敵な姿をしており、花もなかなか味わいのあるものばかり‥雑草とは言えません。
とはいっても、さすが自力で生えてきただけあってすごいパワーで広がって行きます。

植栽係のこの季節の作業は、程好く草達と良い関係を保ちちつつの草取り。


暑いお日様の下での草取りはなかなか大変ですが、癒されるのは作業中に聞こえてくる、子どもたちの笑い声だったり、歌だったり、楽器の音色プラス、鳥の声にたくさんの虫達の生命力♪
‥とても贅沢な時間でもあります。

そして‥賢治の庭にはいろいろな種類の草花と一緒にたくさんのバラも育っております。
八重や一重、小さなミニバラ等、どの花もお気持ちを寄せていただいた方々からいただいたもので、この時期の庭を華やかにしてくれる存在です。


その中のひとつに「アンネのバラ」があります。
普通のバラとは違い、開花した後も日々色合いが変わり、最後まで目がはなせない不思議なバラです。

この「アンネのバラ」、賢治の学校の特別理事でいらっしゃる、桜美林大学の中村雅子先生より、2002年の6月に賢治の学校へ‥といただいたもの。なんと!もう15年も経っており、賢治の庭の最年長植物さんかもしれません。

アンネのバラについては本も出版されているので詳細はそちらで見ていただくとして、
この花のうつり変わりゆく色にふと足を止め、名前を見て、大切なものへ思いを馳せる切っ掛けになってくれるひとつになれば‥とお手入れをしております。

アンネのバラは春と秋に咲く四季咲きです。
学校にいらした際に是非探してみて下さいね。

植栽係