2月2日 竹下和男先生講演会

 竹下和男先生は「お弁当の日」の提唱者です。全国各地から講演や講座に招かれて、精力的に活動されていて、「お弁当の日」は現在日本国内の約5%の学校で実践されています。   
竹下先生は創設者鳥山敏子先生の弟さんです。鳥山先生が亡くなられてから毎年来校して保護者や生徒に向けてお話をしてくださっています。また、鳥山先生が亡くなった当時3年生だった最後の鳥山クラスの生徒たち(現8年生)との交流も続けてくださっています。


 今回の講演会テーマは『家族と食』。参加した親の方の感想をご紹介します。

「今回初めて竹下先生の講座を拝聴しました。使わない能力は退化する、子どもは置かれた環境に順応していく、家事力を上げることは人がちゃんと人間として育っていくために必要なこと…etc 博識で行動力の塊のような竹下先生のお話は、親として人として、自分の子育てや家族との関わりを振り返る良い機会となりました。今大人である私達より先の世界まで歩んでいく子ども達。彼らに私達が手渡せるモノは日々の家事の中にもあるのだと、新鮮な感動を覚えた一時でありました。」   
                     
 「先生の講演では、子どもが自分で料理することで、食事を食べ喜んでくれる家族のことを考えられるようになる、親になった時の子育てを楽しめる素地をつくる等、様々な波及効果があることを伝えていました。また、親になりきれていない人、子育てを負担にしか感じていない人、子どもよりスマホに夢中になる人等の実例もあげ話されていました。
 その講演の中で、安武信吾さんの『はなちゃんのみそ汁』のエピソードがスライドショーで流れました。内容は、昨年も見たものでわかっているのに、涙で画面はにじみました。
 私は、親が子どもの自立する(自分で料理をする)機会を奪っている現状を、自分の家庭にも顧みて考えました。家に帰り、改めて息子にやってもらう家事(料理を中心に)を割り振ろうと。
 先生が学校を出る時に、子どもたち、親とで見送りました。笑顔で手を振る先生の姿は、鳥山敏子先生と重なりました。次にお会いする時まで、子どもも親も成長した姿を見せたいと思いながら、先生が見えなくなるまで、手を振っていました。」