入学してよかったこと〜親子で始まる新しい学び

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新1年生が入学し、あどけなさの残るその佇まいを見ていると、1年前私たち家族も期待と緊張に胸を膨らませながら、この学校の門をくぐったことを思い出します。

 *2020年6月18日の記事を再掲載しています。
 
入学したら毎日がとても濃密で、息子は毎日「今日も全力で走り抜けてきました!」という感じで布団に入ると直ぐに寝息をたてていました。
新しい文字を覚えるたびに、初めての外国語や歌と出会うたびに、スポンジが水を吸うようにぐんぐんと学びを身体全部で吸収していっているようでした。

晴れた日は多摩川沿いをお散歩

夏休み前にはクラスの子みんなの顔つきが、入学式に撮った写真と比べて驚くほど変わっていました。
自分の両足でしっかりと地に足が着いたような、目覚めていっているといった表現がしっくりときます。

入学して感じたこの学校のよさは、学校全体で子どもたちを見守り、導いていることです。
担当の生徒だからとか、同級生の子だからとか、小さな枠で子どもを見るのではなく、この学校にいる全ての子どもたちを教師と親の皆で育もうという、温かな愛情に溢れています。
この学校全体を包む大きな覆いに守られて、子どもたちは安心して自分らしく育っていけるのだと確信しました。

もうひとつのよさは、親も学べることです。
「自分がこの学校に通いたかった」と、この学校の親たちが話すのを何度も耳にしています。
我が家も同様でしたが、入学して「いつでも学ぶ意思があれば学べるのだ」と実感しました。
親が学べる講座や、定期的に講師の先生を招いて開かれる講演会もあり、私たち夫婦も親1年生として、多くの気づきをもらいました。

ドイツから来日する講師の公開講座に在校の保護者も参加できるのです

この学校の創設者である鳥山敏子先生の言葉を、先輩お母さんから教えてもらい、とても深く心に残っています。

「親が1ミリ変わると、子どもは1メートル変わる」

この学校で学びを経験しながら0.1ミリずつでも変わっていけたら、子どもはどれほど変わっていくのでしょうか。
これから11年間、親子共々たくさん学び成長していけたら、11年後どのような人生になっているのか、今から気が引き締まる思いとともに、楽しみでもあります。

2年 保護者

入学・編入のプロセス

親の講座

創設者・鳥山敏子

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