2020年夏の校舎改修工事 〜父たちの大工仕事〜

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去る8月の2週末にわたり、夏の校舎改修工事が行われました。とても暑い中で熱中症対策に十分意識して作業を行ないました。

今回は活動場所が限られていることとコロナ感染防止対策のために限定的に呼びかけ、2,5年の父、高等部の父、大工部コアメンバーなど、各日10名前後のメンバーで分担して仕事に取り掛かりました。

大きく分けて3箇所の工事です。
1つ目は校門の塗り替えと新扉取り付けです。重く動かしづらい門扉を、すでに作ってあった木製のものに付け替えました。あわせて、門扉の色を元々の青から校舎壁面と同じベージュへとペンキで塗り替えて、外から見た印象が随分変わりました。しかし、初日の屋外作業はとてつもなく暑かった!

校門制作のようすの写真

 

2つ目は5年教室の壁一部撤去ならびに壁と扉の新設です。元は教室の一角が内側に窪んでいたのですが、広くするためにその部分の壁を撤去し、広げたところに壁と扉をつけました。壁を撤去するためには床と天井も外して、元のように戻します。新しい扉は教室の中の様子も見えるステキな開き戸で、取り付ける壁の寸法に合わせて同時進行で作られました。
元の窪みに置かれていた2階用の靴箱はホール前に移設されました。寸法を変えペンキで塗り替えられています。

5年教室の拡張と扉製作の写真 その1

5年教室の拡張と扉制作の写真 その2

 

靴箱も壁の色と合わせて、お色直し!

 

3つ目は高等部教室の廊下側の窓新設です。壁の上方に横長の窓枠を取り付け、アクリル板の引き扉で開閉できるようになっています。取り付けた廊下の壁もかつて父たちの工事でつくられたもので、いろいろな素材が用いられていたため穴を開けるのも一苦労でした。さらにこの校舎には垂直・水平はない!?とばかり、設計通りに作ったものがなかなか入らない場面も度々でした。そこをなんとかするのが大工部の父たち、最終日遅くまでかかってしまいましたが無事取り付けることができました。

高等部廊下側の窓取り付けのようすの写真

こうして少しでも児童・生徒のため、学校のためになる機会に関わることができたこと、みんなで知恵と力を出しながら手強い課題を乗り越えられたことは、この学校の保護者冥利につきます。

最後に教師会はじめ様々な差し入れをいただきました。ありがとうございます。愛の詰まったアイスをたくさんいただきました。

7年保護者

>>「親と教師が作る学校 ◇なぜ親が関わるのか?」はコチラ

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