シュタイナー教育論の根本にある理念に、「すべての教育は自己教育である」というものがあります。
私たち教師が、子どもたちのために何ができるのかを考えたとき、子どもの前にある障害物を取り除くことだけが、唯一のやるべきことです。障害物さえ取り除いたら、子どもはおのずと自らが自己教育していけるようになれるからです。
本校は、子ども、教師、親、すべての人の学び舎として、多くの学びを提供していきます。その考えから、親が学ぶことのできるさまざまな講座が開かれています。
これによってシュタイナー教育をより深く理解していくことが可能になり、家庭での子育ての支えになる人間学を学んでいくことができます。さらに、学年末には親の学びの発表会が開かれます。子どもたちの前で親の学びの集大成が披露されるのは、子どもたちにとても大きな喜びになるでしょう。