学童保育はまるで大きな家族!

私たちの学校には、学内の生徒向けに学童保育があります。共働き家庭で、子どもを預けて5年目になる保護者が子どもの成長を綴りました。

5年生の息子は、1年生の秋から下校後の時間をほぼ毎日学童で過ごしてきました。学童は、学級と家庭の中間というよりも、限りなく家庭に近い場のように思います。授業が終わったら学童の部屋に行き、宿題をして、少し遊んで、おやつをみんなで食べて、また遊んで、掃除をして帰るという日々の営みが繰り返されているからでしょうか。学童のおやつを用意する当番の日に、おやつを持っていき一緒にいただいたことがあるのですが、子だくさんの家族のお茶の間にお邪魔しているような気分でした。

おやつの時間。テーブルを並べたり、おやつを配る当番が決まっています。

おやつの後のお話。大きい子も小さい子も先生の語りにひきこまれていきます。

家庭では、一人っ子、弟妹を持つ兄姉、またはその逆であっても、学童に入れば30~50人もの兄弟姉妹がいる家族の一員です。一人っ子の女の子が低学年の女の子たちに甘えられて少し困っていたり、家では末っ子でお世話をしてもらう立場の子がここぞとばかりに年下の子をかいがいしくお世話してあげたり、そんな様子を目にします。

息子は家庭では姉がおり、幼稚園、学校での息子の学年でも女子が多い(現在は半々ですが)という環境で育ってきた反動(?)か、学童に入った当初は一度にお兄さんが増え、願いが叶って夢のような毎日!お迎えに行くと、汗びっしょり、服はドロドロ、遊びたおしたぜ!といわんばかりの顔で出てきたものです。

4年生の時には、授業で取り組んだ劇で息子は暴言を浴びせられる役を演じたのですが、校内で発表をした日の学童で、1年生の男の子が「〇君、あんなにひどいこと言われて悲しくなかった?」と心配して声をかけてくれたそうです。

遊びの時間。時には上級生が遊びにきてくれることも。

5年生になり、最近では下級生の面倒をよく見ているようではありますが、まだまだ上級生としての学童は始まったばかり。すれちがいやケンカもあるようです。先日は、下級生から息子達上級生に「みんなが楽しく遊べるよう、下級生の意見を聞いて欲しい」、「話し合いをするときに、自分の意見を強く言うのはやめてほしい」という要望が届いたとか。担任の先生が息子達に話してくださったようです。様子を聞いていると、学童で一緒に時間をすごしてきた弟や妹たちも成長し、ずいぶんと濃密に関わりあっているなあと感心します。学年を超えて家族のように、いや家族以上に意見を言い合える関係、子ども達のこのようなやりとりに丁寧に関わり、支えてくださる学童や担任の先生方。なんと贅沢な環境でしょうか。

学童を支えて下さっている先生方、関係の方々に感謝しつつ、これからの息子の成長を見守りたいと思います。

5年・8年保護者

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