私たちの自慢は、なんと言っても教師、保護者、子どもたちの手作りの校舎です。校舎のあちらこちらが、私たちの学校作りの歴史を物語っています。
※★授業として取り組んだものです。
※パソコンでの閲覧を推奨します。

門(校舎改修)
2020年8月 教師・大工部保護者
焦げ付くような暑さの中で教師と大工部保護者が滝のような汗を流して木製の校門を設計し、手作りして設置しました。

入口の看板
2020年度の1年生保護者
初代の看板を新しい世代がお色直し。往来する車両への注意喚起や、子どもたちの安全のために心を込めて設置。

植栽小屋(校内美化)
2019年度の12年生親子
花壇の手入れ道具のための小屋を 11 期生の親子が制作。資金の一部はリサイクルバザーなど寄付を募りました。てっぺんには「風見はちすずめ」。

花壇(校内美化)
植栽係の保護者を中心に全校の保護者
学校を訪れるみなさんをお出迎えする植物たち。植栽係が心を込めてお世話しています。子どもたちは校舎を彩る花を摘み、季節の花を楽しみます。

学校の看板(12年生卒業プロジェクト)★
2017年度の12年生
9期生の社会貢献活動での芸術の取り組み、手彫りの立派な看板。新しくなった丸屋根と、手作りの花壇、そして看板、みんなのコラボでお出迎え。

靴箱(校内美化)
大工部保護者を中心に全校の保護者
初期の保護者による手作りの靴箱。数年に一回、校舎整備のタイミングで修復とペンキの塗り直しをして大切に使い続けています。

体育道具倉庫(12年生卒業プロジェクト)★
2019年度の12年生
校庭からすぐに体育道具を取りに行くことができるようになりました。全学年の子どもたちが、体育道具と同様に大切に使っています。

一輪車
修理が得意な保護者を中心に全校の保護者
中級学年から一輪車に乗りはじめ、7年生で大道芸の大舞台に立ちます。年季の入った一輪車は、メンテナンスを引き継ぐ保護者たちの支えでずっと現役です。

トンネル倉庫(家づくりのエポック)★
2010年度の3年生と保護者
学校の倉庫が足りなかったことから校舎の壁に沿って、壁板に柿渋を塗り、屋根をつけました。物置きや通路として大活躍。手作りの看板も必見です。

藁ぶき屋根(家づくりのエポック)★
2017年度の4年生
校舎の庇(ひさし)を制作。竹の葉取りに苦労し、釘を使わず棕櫚(しゅろ)縄で編み、工夫して丁寧に作業しました。西日から1年生教室を守っています。

学童の遊び道具小屋(家づくりのエポック)★
2018年度の3年生と保護者
職人のエポックで鍛冶屋さんに目立てていただいたのこぎりで壁板を切り、壁土を両手で塗り、屋根をふき…柱に柿渋を塗り、2020年度についに完成。

みんなの家(家づくりのエポック)★
2011年度の3年生と保護者
多摩川から一輪車で土を運び、米作りで収穫した藁と混ぜ発酵させた土を、竹を組んだ壁に手で塗り、土壁を作りました。伝統工法の竹小舞土壁。

みんなの家の床用すのこ(家づくりのエポック)★
2017年度の4年生
経年劣化で朽ちてきた床を剥がし解体し、新しいすのこを作りました。新品のすのこはスベスベで小さな子どもたちは裸足でその感触を楽しんでいました。

砂場の屋根(家づくりのエポック)★
2016年度の4年生
深く深く基礎を掘り、自分たちの倍の高さの棟上げをし、誇らしげだった子どもたち。暑い陽射しをさえぎったり、干物や乾物の干し台となったりと大活躍。

新コンテナ教室の屋根
2020年度 教師、大工部保護者
仮校舎として生まれたコンテナ教室。床を張り、渡り廊下がつき、木の壁と柱になり、屋根に軒がつき…少しずつみんなの手にかかりながら、愛着ある空間へと変身しています。

コンテナ廊下(家づくりのエポック)★
2013年度の3年生
2012年まで教室として使ったモンゴル移動式住居(ゲル)の解体した床板を利用。採寸、切り出し、釘打ち、完成した廊下。大工部保護者が経年劣化を補修しながら、校舎をつなぐ通路として役立っています。

石窯(家づくりのエポック)★
2009年度の3年生と保護者
10期生が8年生の時には、さらに丈夫にするために改良工事をしました。この石窯で焼くパンやピザ、焼きリンゴや焼き芋などなど、だれもが感動するおいしさ!

炉(家づくりのエポック)★
2008年度の3年生
子どもたちは硬い地面を掘り下げ、ブロックを設置。底には軍一先生が排水パイプを設置。焼き芋を焼いたり、焚き火を使った工作をしたり、使い道は多様。

田んぼの枠★
2011年度の3年生
米づくりのエポックで大活躍する田んぼ。コテでブロックの間にコンクリートをつけ、積み上げ、大仕事を一生懸命やりました。以来、毎年手入れをしながら、校庭での米づくりが続いています。

テーブルとベンチ(12年生卒業プロジェクト)★
2018年度の12年生、2020年度の12年生
卒業生の置き土産は、いつでも人が集う憩いの場。高等部の生徒たちが、肩を寄せ合って楽しそうにお弁当を食べる姿は、微笑ましい光景です。
・・・校舎内の見どころも少しだけご紹介・・・

校舎(校舎改修)
2017年度 教師、保護者、トレカーサ工事様
13年間大切に使った校舎を2年がかりでリニューアル工事。解体から、基礎工事、伝統工法木組みのヒノキの渡り廊下、みんなで葺いた愛着のある屋根。

835トイレ(校舎改修)
2019年度 トレカーサ工事様
「和式トイレを洋式に!」と11期生保護者が「保護者の卒業プロジェクト」として展開。「835(ハッサンゴー)」と名付け、学内向けの手作り品販売で、改築資金835,000円を寄付。

教室の通風孔(校舎改修)
2020年度 教師、大工部保護者
2020年度は感染予防対策という課題がやってきました。ここでも大工部保護者が颯爽と登場し、換気のための通風孔を新たに設置。リフォームのユニークなアイデアは尽きない泉。

睡蓮の壁
2012年度 美術部の生徒
生徒たちが描いた睡蓮の美しい色彩につつまれ、いつも空気が澄んでいる空間。学校の中心といえるこの場から、日々たくさんのエネルギーが生み出されています。

音楽のフローリング(校舎改修)
2013~15年度 10期生保護者が全校に呼びかけ、高等部生徒、教師
全教室フローリング化の資金集めに知恵を絞り、オペラ歌手の保護者のコンサートを企画。床板の張り替え、オイル塗りは父親と高等部生徒の手作業。

教室ドア(校舎改修)
2020年度 教師、大工部保護者
教室拡張と換気のために新たにドアを設置。学校に訪れる方からは「いつもどこが新しくなっていて、どこが変わったのか探すのが楽しみです!」と言葉をかけていただくことも!
学校づくりや学校の仕事に取り組む様子は、教師ブログ、保護者ブログでもご紹介しています。ここに紹介しているのはほんの一部です。
学校のすべてにストーリーがあります。学校に来られた際は、ぜひ、探してみてください。